みなさん、おはようございます。八楽の森谷です。
現在八楽ではウェブサイトのリニューアルに取り組んでいます。
DIYの精神で、デザインからコーディングから、挙句トップページの写真撮影まで社内で行っています。
どんなものになるかご期待ください!
本日のテーマは「ウェブサイト翻訳における失敗」です。
『すべきこと』ではなく『すべきでないこと』について、大きく分けて2つ述べられています。
(後ろでアホみたいに紙を持っているのが私、撮影しているのはMarcosとYurii)
ウェブサイトの翻訳で最もよくある誤りの回避
インターネットでは英語で書かれたものが多いですが、自分達の母国語で情報を受け取りたいと思う英語を話さない人々の事も考慮する必要があります。
それは例え、彼らが英語を完璧に理解していたとしてもです。
ウェブサイトを別言語に翻訳するということは、特にそこでビジネスを営んでいる場合、単純に親切心だけの話ではないことを理解する必要があります。あなたのビジネスが、海外、特に非英語圏に広がっている場合、尚更のことです。
適切なマーケティングとは、あなたのメッセージがターゲットとして想定している相手のだれもが理解できるものです。適切なビジネスにおいて、顧客があなたのサービスに完全に満足することは必須です。特に言語においては前提だと言えます。
しかしながら、ウェブサイトを翻訳するということは、案外難しいものです。
ウェブページは単純なテキストではなく、インバウンドリンクやアウトバウンドリンク、特定の構成やSEO、文化的要素やデザイン的特性があるのです。翻訳者がそれをうまく処理していくためのスキルを持つ必要があることに加えて、それらは全て多大な注意を必要とします。
従って、ウェブサイトの翻訳とは、ビジネスの明暗を左右する重大な作業であることを理解すべきです。私たちは、ウェブサイトの翻訳における代表的な間違いについて理解しなければなりません。なぜなら、いったんあなたのウェブサイトの言語学的な改善を始めようと計画されているのであれば、そういった間違いを避けることこそ、あなたが最初に考えなければならないことだからです。
・機械翻訳
これはあなたのウェブサイトにとって最悪のケースです。下手なプラグインを追加し、ぶざまな文章で外国語を話す閲覧者を困惑させるくらいなら、ウェブサイトの翻訳を一切やらない方がましです。こういったウェブサイトは閲覧者を困惑させ追い払います。自分たちの母国語を誰かに笑いものにされて堪えられる人などいません。機械翻訳は常に嘲笑的な行為そのものに見えることを理解しておくべきです。これは絶対に、適切な マーケティングとは呼べませんよね? 確実に別のアプローチを必要とします。
自動翻訳アプリケーションのその他の問題としては、顧客はあなたの提供する機械翻訳による薄っぺらい文章を目にし、この程度の顧客サービスしか提供されないのか、と感じるのです。そんなことに堪えられるでしょうか? そしてその結果、誰もあなたのサービスに関心を向けなくなるのです。従って、ウェブデベロッパーに何かプラグインを加えるように依頼するより、プロの翻訳家を雇うことをお勧めします。そうすることで英語を話さない閲覧者はあなたの「心遣い」を感じるのです。
・逐語訳
これはあなたが以前犯したことがあるかもしれない二つ目の大きな失敗です。ここでも、こうした失敗は、顧客についての不注意と翻訳サービスを省略したいという気持ちから生じます。こういった翻訳が、人間の手によるものだからといって、プログラムにさせる翻訳に比べてずっと良いものだと考えているのであれば、それは間違いといえます。もちろん、マシではありますが、それでもなお、優れたウェブサイトにふさわしい十分なレベルとは考えられないのです。また、閲覧者は常に欠点を見つけるものだということを忘れないでください。
なぜ逐語訳がイマイチなのか。
第一に、いわゆる文脈について考えればすぐわかるでしょう。どんな文化にもそれ自身の特異性がありますから、それは勘定に入れるべきです。 そうでなければ、潜在的なクライアントはその文章が自分の母国語で書かれているとはみなさないでしょう。それに、外国人の閲覧者が心地よく思わなければ、一体何のためにこんな作業をしたことになるのでしょうか。ネイティブスピーカーの翻訳家を使うことでシンプルにこの間違いを回避できるのです。遠慮なくフリーランスのウェブサイトを利用しましょう。必要とする人がすぐに見つかると固く信じることです。
逐語訳の二番目の短所は、主としてタイトルとテキストのサイズに関してです。かわいらしいウェブデザインだけでなくタイポグラフィデザインの重要性についても話していきましょう。翻訳されたテキストを、自動的に原文の替わりに入れることは決してするべきではありません。最高のデザインにするために、翻訳者はそのウェブサイトのデザイナーと相談することが強く推奨されています。
そして最後のポイントはSEOです。あなたの国、あなたの言語でのキーワードは、他の国、他の言語でいつも同じではないことは明白です。キーワードを翻訳する前に少し地元のSEOリサーチを行い、必要となればキーワードの変更をする。これだけのことが、極めて役に立つということを覚えておいてもらいたいのです。
ウェブサイト翻訳において発生する可能性のある、最もお粗末な類の間違いをまとめました。それがあなたの役に立ち、あなた自身の適切なウェブサイト翻訳のための出発点となることを願っています。
いか
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しょうか。
何事も、100%成功する方法はなかなか見つけるのが難しいものですが、100%失敗する方法は、事前に調べれば比較的簡単に知ることができます。
先例を学び最適なローカライズを目指しましょう!