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2015/04/08

【コラム】あなたにとって最適な翻訳者を選ぶには?

こんにちは。八楽の森谷です。

早速ですが本日のテーマは「最適な翻訳者を選ぶ方法」です。
非常に基本的な内容ですので、基礎の復習、といった感じでお楽しみください。

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あなたのプロジェクトのために最適な翻訳者を選ぶ方法

 

十分に経験を積んだマネージャーは、プロジェクトが成功するか否かがチームに依存することを知っています。
厳密に言うと、それはすべてのチームメイトに依存します。
したがってプロジェクトを始めるにあたり最初にすることは、適切な候補者を選ぶことです。
この目的のため、様々な異なる方法を用いることができます。迅速なフリーランサー、フルタイムの雇用、テレワークあるいは他の選択肢・・・。プロジェクトの特徴、および空いているポストの特異性を考え、どの方法を選択するかを決定することは、マネージャーの役目です。方法に関わらず、それぞれの職業には一般的な特徴があり、候補者を選ぶ際、その特徴を気に留める必要があります。

近年、私たちの住む世界はますます国際的になっています。国同士のつながりが、これほどまでのスピードで強くなっていく中、多くの大企業のみならず中小企業でさえも国を超えたプロジェクトを立ち上げています。
したがって、翻訳者は今後最も求められる専門家の1つです。
フリーランスの各ウェブサイトが集結した巨大なコミュニティーがあり、安定したポジションを求める空腹をかかえた失業中の翻訳者が多数いますので、入札または履歴書が多数送付されることを覚悟してください。
それらのすべてに対処するにはどうしたらよいのでしょうか?
迫り来る候補者の波で溺れないためにはどうしたらよいのでしょうか?
あなたのプロジェクトのため、実際に最適な翻訳者を選ぶにはどうしたらよいのでしょうか?

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1.語学力
真っ先にすべき、そして最も明らかにする必要のあることは、候補者が以前翻訳したサンプルを見ることです。
まず第一に、仕事のレベル、単純に言ってしまえば語学力をチェックするべきです。しかしながら、それだけでは十分ではありません。あなたは候補者のワークスタイルに注意を払う必要もあります。実際のところ、どの種の翻訳をしなければいけないのか(技術的なものなのかノンフィクションなのかフィクションなのか、それとも科学的なものなのか等)、および候補者があなたの要求を満たしているのかどうかを知ることが大切です。
例えば、もしテキストの文化的な色合いを感覚としてとらえている人が必要ならば、ネイティブスピーカーの翻訳家を雇うべきです。しかし、厳しく条件を決めていないのであれば、『価格』を考慮に入れることができます

2.価格
ノン・ネイティヴの候補者を雇うほうが価格的にはやや安いことを確かめてください。
価格が重要ではないと言う人がいるでしょうか。
賢明なマネージャーは無駄にプロジェクト費用を浪費することはないでしょう。節約することができるならば、節約しなければなりません!それは質をおろそかにしろというのでは決してありません。場合によっては、翻訳家の料金がいくらかかろうとも、優秀な専門家を雇うようにしなければいけません。
とは言え、常にネイティブスピーカーが必ずしも良い翻訳家と言うわけではありません。外国語を話す候補者の中には、より翻訳業務と両言語に精通している人がいるかもしれません。もっとも、そのようなノンネイティブの翻訳者は雇用者の偏見にさらされて、しばしば仕事に対する報酬が少なくならざるをえません。あなたはこの(彼ら彼女らにとって)厄介な状況を利用し、熟練した労働者を低価格で雇う必要があります。プロジェクトはとりわけ興味深いものになるでしょう!
究極的には、ネイティブかノンネイティブかが重要なのではなく、『経験』が最も大切と言えるでしょう。

3.経験
あなたの従業員候補を選ぶにあたり3番目に重要な特徴です。
候補者が、あなたが必要とする言語でどの程度働いたことがあるのかをチェックしてください。彼または彼女の以前の翻訳の質を調べてください。その人が過去に行った仕事のスタイルを確認してください。その時はじめてあなたは翻訳者のスキルを判断し、最初のポイント(語学力)に対して公平になれるのです。
経験に関する他の事項は、当たり前のことですがあなたの属している業界について詳しいほうが候補者としてより望ましいということです。業界知識は、初心者が軌道に乗るプロセスをスピードアップします。
しかしながら、あなたが気に入っている候補者のキャリアがあなたの業界に合わないとしても、その候補者は新しいトピックをすばやく理解してあなたにとって最適な翻訳をしているように見せかけることができます。結構なことですね。しかし、誰もそれが真実であることを保証してくれません。どのようにすれば、チェックすることができるでしょうか。さて、この場合、頼りにすべきは『評判』と言えます。

4.評判
正直に言って、それは候補者に関する唯一の真実の情報です。
フリーランサーの場合、常に従業員候補の以前のプロジェクトに目を通すことができ、過去の雇用者によって残されたフィードバックを見ることもできます。通常、フリーランスのウェブサイトには、雇用者の評価に基づいた特別なレベルを持っています。
オフィスの空室に関しては、あなたは以前の仕事場のマネージャーに推薦状を頼むことができます。品質認証は、評判とひとまとめにしなければなりません。
なぜならば一般的にそれは同じ推薦エビデンスだからです。唯一の違いは、品質認証は(主に)理論的知識の有無や真空試験の結果により得られるということです。評判は実社会における翻訳実行により評価されます。
評判は、実際の雇用者にとって確実に、他の情報と比べはるかにもっと価値があります。

これらの単純な4ポイントは教義ではありません。実生活での状況は変わるかもしれません。
しかし、それらは非常に一般的な項目であり、プロジェ

クトのための適切な翻訳者を見つけたければ、最初にこれらのポイントを考慮に入れるべきであることは間違いありません。

ヤラクゼンによる翻訳


 

いかがでしたでしょうか。
先月の記事にもありましたが、どうしても私たちの中には「ネイティブ信仰」が根深く存在しています。
しかし、場合によっては知識・経験をもつノンネイティブの方が適切な場合もありますので、翻訳の用途・目的・予算に合わせ最適な雇用体系の最適な翻訳者を選びましょう。