Success Stories
ヤラクゼンで社内の翻訳コストを50%以上削減
会社日本流通科学センター/株式会社アイディーズ- 業種
- 流通・食品
- 用途
- ビッグデータ翻訳
- 導入目的
- 400万点以上ある商品情報やビッグデータの多言語化
- 課題
- 翻訳コストの削減
- 導入効果
- 様々な言語による商品情報の辞書化、50%の翻訳コストカット
- 参考プラン
- ヤラクゼン カンパニープラン
食品データを統一した日本初の試み
「i-code」は食品流通業界において統一不可能だった「生鮮3品・惣菜」までを網羅し、取扱い全商品を分析・活用可能なデータに一元化した日本初の商品標準化コードだ。株式会社日本流通科学センター(略称:JDIC)と株式会社アイディーズはその生みの親であり、販売促進活動に利用するサービスを提供している。またi-codeはイオングループを含む全国の三分の一のスーパーマーケットのPOSデータもカバーし、B to Bのマーケティングツールのみならず総務省や東京大学が主導する日次物価指数計測にもその分析ツールとして用いられている。
約400万件の商品情報を多言語化したい
「i-codeには約60社が運営する全国約3,500店舗のデータを集積しています。その量は膨大で商品データだけでも400万件ほどありますので、それをインバウンド需要に活用できないかと考えました。」
JDIC常務取締役の川平嘉昭氏は、外国人が商品をスキャンすると商品情報が母国語で表示されるデバイスを開発し、同時にそこから購買行動に関するデータを取得できるプラットフォームづくりを推進されてきた。
「近年の沖縄では外国人旅行者や居住者が増加しています。彼らの購買行動に関するログデータを取ってマーケティング支援に活用することに価値を感じ、プラットフォームづくりを進めてきました。外国人は日本人と消費行動が異なり、お客様ご自身で商品データを詳細に調べる傾向があります。そこで商品情報が表示されるデバイスの開発も進めました。しかし一方で、i-codeにある膨大な日本語の商品データをどのように多言語化していくかがが大きな課題となりました。」
ビッグデータの翻訳を最大50%効率化
「第一に必須だと思ったのは、登録した対訳フレーズが機械翻訳に反映されるような翻訳ツールです。我々の場合、多言語化する日本語のデータが膨大なだけに、人力翻訳でありがちな“翻訳結果のブレ”をその都度修正することは不可能だと思ったからです。一方で機械翻訳に頼れないような文章の翻訳も行いたい場合もある。そんな時にヤラクゼンの存在を知りました。対訳をマイフレーズとして登録すれば自動的にそれが翻訳結果に反映される機能が弊社のニーズにマッチしていました。また機械翻訳と同じ画面上から人力翻訳を依頼できる簡単な操作環境にも惹かれました。」そう話す川平氏は現場の翻訳チームにヤラクゼンを導入され、主に商品データの翻訳にご活用頂いている。
新時代の翻訳ツールとして
「機械翻訳は一度に5万文字まで翻訳することが可能ですので、膨大なデータを一度に翻訳できる機能が使い易かったです。また機械翻訳結果が登録フレーズとの一致率に応じて色分けされて表示されるので、直感的に翻訳内容を認識できるのも長所のひとつだと思います。カスタマーサポートの面でも担当者の方が丁寧に対応してくれるので、使い方に困ったらすぐにやり取りをするようにしています。」と話すのはアイディーズの平良さん。膨大な商品データの“多言語版辞書”としてヤラクゼンをビジネスの現場でご利用して頂いており、今後もインバウンド需要に伴う新サービスの多言語化にもご活用頂く予定だ。