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2016/12/27

【コラム】ここが変だよ日本の図書館 – その1

こんにちは、八楽インターンの佐藤です。

今回は日本の大学図書館に関する、個人的で素朴な疑問について書きたいと思います。
大学の図書館、開館時間は通常どのくらい必要だと思いますか?また、飲食ルールについて疑問を持ったことはありませんか?

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以下に、留学先の図書館や、海外の友人などの話などから感じた、日本の大学図書館に関する疑問を挙げてみます。あくまで個人的な経験ベースですので、当てはまらない図書館も沢山あると思いますがご了承ください。それでは見ていきましょう!

1. なぜ24時間開館ではないのか?

留学前は特に気にならなかったのですが、帰国後、非常に不便に感じたのがこの「開館時間」問題。おそらくヨーロッパ等では、学生証などの認証があれば、24時間開館がスタンダードではないでしょうか?日本ではあまり見たことがありません。

セキュリティの問題が大きいのかなぁとは思うのですが、たとえば、学生証とPINとの組合せで数回にわたる認証を行ったり、時間に応じて開放しないスペースを設けたりしてこの問題に対応している図書館があります。課題によっては一晩中チームで取組む必要があったので、その大学の宿題の出し方とも関連しているのかもしれません。

2. なぜ私語に関するルール意識が寛容なのか?

これも非常に不思議に思っています。よく、「日本人は礼儀にうるさい」という傾向を聞くのに(そして、ある程度これは当たっていると思うのに)、なぜ、図書館での(そして授業中の)私語に関するルール意識が寛容なのでしょうか?

もちろん、「私語厳禁」と書かれた貼り紙などはよく目にするのですが、私が指摘したいのはそのようなオフィシャルルールのことではなく、学生同士の「相互チェック機能」のようなもののことです。

日本の図書館では、「軽く・短く話す程度ならOK」のような風潮があると思います。この暗黙のルールは、おそらくですが、欧米ではかなり寛容な部類のルールである気がします。図書館に限ったことではなく、大学の講義中に関しても同様です。私の留学先では、図書館や授業で少しでもうるさいと、必ず学生同士で注意し合います(これがかなり厳しい口調の注意なのです。声に出さずとも、思いっきりにらんだりしている様子はよく見かけました)。様々な国籍の学生が共同で使用/受講していたため、「誰にとっても利用しやすい・ふとした話で文化的に他者を傷つけたくない=静かな環境を作るべき」、という意識が高かったのかもしれません。

個人的には、人の迷惑にならない程度であればまあOKかなと思っているのですが、各図書館のルールに合わせることが前提ですね。

本日はここまでです!
次回は飲食ルールについての疑問を書こうと思います!