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Case Study

導入事例

「コストやスピード感まで考えてずっと使えるのはヤラクゼンだけ」

日本ユニシス株式会社

業種

IT

用途

翻訳支援ツール

導入目的

カスタマーサポートの効率化

課題

翻訳コストの削減

導入効果

翻訳業務の効率化、生産性向上、コスト削減

盛り上がりを見せるインバウンド事業

コンピュータ黎明期である1958年に創立した日本ユニシスグループは、時代のニーズにいち早く呼応したITサービスを常に提供し、システムインテグレーター(SIer)として、金融、製造、流通、エネルギー、社会公共などの幅広い分野のお客さまに対して、経営課題の「分析」から「解決」に至るまで、質の高いサービスを一貫して提供している。近年では旅行会社様とタッグを組みインバウンド事業にも進出。訪日外国人に向けてユニークな切り口で日本文化と国内旅行のノウハウを発信するメディア「Samurai Trip(サムライトリップ)」を運営し、好評を博している。

手一杯になった社内翻訳者

「私たちはもともとサムライトリップを運営する前に『サムライスタイル』と『サムライグルメ』というメディアを運営していました。それはSNSを利用して日本の食文化や戦国時代を中心とした歴史情報を発信するもので、特に東南アジアの方に人気がありました。『サムライスタイル』と『サムライグルメ』の文章内容には人名・地名等の専門用語が多く、それらを翻訳担当者が注力して翻訳したためコアな歴史ファンの獲得に繋がりました。しかしサムライトリップを運営するにあたり翻訳案件が急激に増え、社内の翻訳担当者だけでは手が回らなくなってしまいました。」(日本ユニシス株式会社 高山美穂氏)

翻訳結果の遅れが生み出すリスク

「またサムライトリップを運営していく中、リアルタイムで多くのお客様から声が届きます。例えば『〇〇に行ってみたいが方法が分からない』『おすすめの周遊ルートは?』等、人によって様々なお問い合わせを頂きます。ここで重要になるのはすぐにレスポンスを返すことです。Webにおいて外国人は日本人と比べて問い合わせや密なコンタクトを重要視する傾向があるからです。サムライトリップのカスタマーサポートメンバーは全員英語が話せるわけではないので、必然的にお問い合わせに関するやりとりの翻訳を外注することが必要になりました。しかし通常の翻訳会社ですと翻訳結果を得るのに時間がかかってしまい、お客様とのコミュニケーションがスムーズにいきません。そうなるとファンの獲得が難しくなってしまいますので、別の翻訳ツールの導入を考えました。そんな時に紹介で知ったのがヤラクゼンでした。」(日本ユニシス株式会社 菊川裕一郎氏)

日本史とヤラクゼンの相性

「まず魅力的に思えたのは辞書登録機能です。前述したように専門用語を扱うことが多いメディアですので、例えばgoogle翻訳等のフリーツールで人名や地名を訳すと誤訳が出てしまいます。一方でヤラクゼンではフレーズや単語を機械学習させることで自分好みにカスタマイズした機械翻訳結果を得ることができます。機械翻訳だけでも事足りることが多いですが、特に精度を上げて翻訳したい文章はヤラクゼン上から人力翻訳を依頼し、その結果を更に機械学習させることで訳質の向上を図っています。そして我々が最も評価しているのはスピード感です。先に述べた様にウェブサイトの良し悪しはカスタマーサクセスで決まりますので、瞬時に取得できる機械翻訳結果と素早い対応をして頂ける人力翻訳は特筆すべきポイントです。また操作も簡単で誰でもすぐに使いこなせますので後任者に翻訳プロジェクトを引き継ぐ際も心配ありません。ヤラクゼンはウェブサイトを多言語化し、カスタマーサポートをする上で欠かせない翻訳ツールです。」(高山氏)