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Case Study

導入事例

ヤラクゼンで社内の翻訳業務を30%以上効率化

一般社団法人那覇市観光協会

業種

観光・レジャー

用途

翻訳支援ツール

導入目的

ホームページ翻訳の効率化

課題

機械翻訳の精度向上、翻訳結果のカスタマイズ

導入効果

翻訳業務の短縮、生産性向上、他言語の翻訳ニーズにも対応

インバウンド需要が高まる那覇市

アジア諸国の首都のみではなく中国の西安や韓国のテグなど地方大都市からの直行便が増えている那覇空港。最近ではバンコクからの直行便や欧米からのクルーズ船も寄港するようになり沖縄県の外国人観光客数は毎年増え続けている。彼らにとって最初に沖縄の観光窓口となるのが一般社団法人那覇市観光協会様だ。近年では那覇市及びその周辺地域の観光事業振興にますます力を入れ、ホームページ “那覇ナビ”の管理運営や大規模なイベント事業、各種観光客受入セミナーなど多岐に渡る活動を行なっている。沖縄ブランドが世界的に注目されるにつれ多言語化のニーズも高まっている。

機械翻訳に感じていた不便さ

「昨年まではGoogle自動翻訳を用いてホームページである“那覇ナビ”の翻訳を行なっていましたが、機械翻訳で得る翻訳結果だと自分で修正することができないため、誤った翻訳結果が出続けてしまうと言う問題がありました。ホームページをリニューアルするにあたりその問題を解決できないかと考えていました。」と話すのは中国語への翻訳を担当している比嘉則貴様だ。

翻訳精度と作業効率の向上がカギ

“翻訳結果を修正できること” “一度修正した文章を機械学習して次回から自動的に翻訳結果に反映されること”という条件で運用できるサービスを探していた時に、フレーズの登録機能が備わったYarakuZen(ヤラクゼン)と出会った比嘉様。ホームページ上の誤訳は観光客からのクレームになりかねないため、翻訳精度も重要視していたと話す。

「当観光協会では英語・中国語・韓国語ができるスタッフがおります。その為翻訳を外注するといったことはしていませんでしたが、膨大な量の翻訳をひとつひとつ人力作業で行うのは大変な作業ですしミスも多くなります。そこで機械翻訳に加えて自分で翻訳結果をカスタマイズできるヤラクゼンに興味を持ちました。対訳文章をフレーズとして登録すれば次に同じ文章を翻訳した時にフレーズが自動的に翻訳結果に反映されます。一度翻訳したものを再翻訳する手間がなくなるので便利なツールだと思い、導入するに至りました。」

比嘉様ご自身は第二言語を使用できるものの、翻訳を人力だけで行うのは作業量が多すぎる。そんな状況ヤラクゼンのフレーズ機能がマッチし、翻訳業務の支援ツールとしてご活用頂いている。

21ヶ国語対応もプラス。

「ヤラクゼンによって中国語の翻訳業務の効率化が30%ほど進んだのに加えて、21ヶ国語に対応している部分も役立っています。毎年沖縄の観光客数は増え続けており今後どの国からお客様がいらっしゃるか分かりませんので、対応言語数が多ければ多いほど安心して使うことができます。母国語でのPOPなどを作成・設置することで外国人観光客の方々も歓迎されていると感じて頂けるのではと思います。また、ヤラクゼンはワードプレスとの連携が行えるのでホームページの翻訳をより円滑に進めていこうと思います。」